フレイルスクリーニングとは?
ふれいるすくりーにんぐ
フレイルスクリーニングとは、高齢者の「フレイル(虚弱)」状態を早期に発見するために行う簡易評価のことで、要介護状態への移行を予防するために活用されます。
フレイル(Frailty)とは、加齢に伴い身体的・精神的・社会的な機能が低下し、健康と要介護状態の中間に位置する脆弱な状態を指します。フレイルスクリーニングは、地域や医療機関でこの状態を早期に把握するための簡易評価ツール・手順の総称です。
代表的なスクリーニング指標・ツールには以下があります。
- J-CHS基準(日本版CHS基準):体重減少・筋力低下・疲労感・歩行速度低下・身体活動の低下の5項目で評価。3項目以上でフレイル、1〜2項目でプレフレイルと判定
- 改訂J-CHS(NCGG-FRAIL):握力・歩行速度に加え疲労・体重減少・身体活動を問診で評価
- フレイル基本チェックリスト:25問の自記式質問票で運動・栄養・口腔・認知・うつ等を幅広く評価(介護予防事業で使用)
スクリーニングで問題が発見された場合は、栄養指導・運動プログラム・社会参加支援などの介入によりフレイルから健常状態への回復(フレイルの可逆性)が期待できます。75歳以上の後期高齢者健診では問診票によるフレイル評価が導入されており、かかりつけ医が継続的にフォローする仕組みが整備されてきています。
使い方・例文
地域包括支援センターで75歳以上の住民にフレイルスクリーニングを実施し、J-CHS基準で3項目該当した方を運動教室と栄養相談に繋げることで、要介護への移行を予防しました。
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