フランジャーとは?
ふらんじゃー
音を僅かにずらした信号と原音を混ぜることで生まれる、金属的でうねるような独特のサウンドエフェクトです。
フランジャー(Flanger)とは、原音と短い遅延をかけたコピー信号をミックスし、その遅延時間をゆっくり変化させることで生まれるエフェクトです。コム(くし)フィルタリングと呼ばれる周波数特性が生じ、特定の周波数が強調・打ち消される独特のうねりや「ジェット機が飛んでいくような」金属的サウンドが特徴です。
フランジャーの名前の由来は、アナログテープ時代の録音技法にさかのぼります。2台のテープレコーダーで同じ音を同時再生し、一方のテープリールのフランジ(縁)を指で押さえてわずかに遅らせることで生み出された効果をエフェクターとして再現したものです。
主なパラメーターは次のとおりです。
- レート:うねりの速さ(LFOの周波数)
- デプス(Depth):うねりの深さ(遅延時間の変化幅)
- フィードバック:処理後の信号を再入力する量。増やすほど金属感が強くなる
- ディレイタイム:基本となる遅延時間(1〜20ms程度)
1960〜70年代のロックやサイケデリックミュージックで多用され、ギター・ボーカル・シンセサイザーに独特の時空間的な揺らぎを与えます。現代のDTMでもモジュレーション系エフェクトとして広く使われています。
使い方・例文
エレキギターのクリーントーンにフランジャーをかけると、うねるような金属的な揺らぎが生まれ、1970年代のロックやファンクに特有のサウンドを演出できます。
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