フューエルダンピングとは?
ふゅーえるだんぴんぐ
フューエルダンピングとは、航空機が緊急時などに最大着陸重量以内に収まるよう、飛行中に燃料を大気中に放出する操作のことです。
フューエルダンピング(Fuel Dumping)とは、航空機が飛行中に燃料を機外に放出して機体重量を減らす操作のことで、「燃料投棄」とも呼ばれます。主に緊急着陸が必要な状況で、機体の最大着陸重量(MLW)を超えないようにするために実施されます。
実施が検討される主な状況は以下のとおりです。
燃料の放出は翼後方に設けられた専用のダンプノズルから行われ、放出された燃料は大気中で揮発・拡散します。環境への影響を最小限にするため、あらかじめ指定された海上や人口希薄地域の上空で、かつ一定高度以上で実施するよう管制官から指示されます。
すべての大型旅客機にこの機能が搭載されているわけではなく、フューエルダンピング機能を持たない機体は最大着陸重量を超えた状態でやむなく着陸(オーバーウェイトランディング)する場合もあります。その際は着陸後に機体の構造点検が必要となります。
使い方・例文
大西洋上を飛行中の長距離便で乗客が急病になった場合、機体はフューエルダンピングを実施しながら最寄りの空港に向かい、緊急着陸を行います。
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