フォンティーナとは?
ふぉんてぃーな
フォンティーナとは、イタリア北部アオスタ渓谷原産の半硬質チーズで、溶けやすく濃厚な風味が特徴です。
フォンティーナ(Fontina)とは、イタリア最西北端のヴァッレ・ダオスタ州(アオスタ渓谷)を原産地とする半硬質チーズです。イタリアのDOP(原産地名称保護)認定を受けており、正式な「フォンティーナ・ヴァッレ・ダオスタ」は同地域の特定の牛の生乳のみを用いて製造されます。
フォンティーナの製造には、アルプスの高山牧草で育てられた牛の生乳が使われます。熟成は洞窟やセラー(地下貯蔵庫)で最低90日間以上行われ、外皮は薄く茶色みがかったオレンジ色になります。内部は象牙色でしっとりとし、小さな気泡(アイ)が均一に分布しているのが理想的とされます。
このチーズの最大の特徴は、加熱したときの溶け方の良さです。脂肪分が高く(45%以上)、なめらかに溶けて糸を引く性質があるため、以下のような料理に多用されます。
- イタリアのフォンドゥータ(チーズを溶かしたソース。フランスのフォンデュに相当)
- グラタンやラザニアなどのオーブン料理
- ピザやリゾットのトッピング
- ハンバーガーやパニーニへの挟み具材
風味はマイルドでクリーミーながら、ナッツのような甘い後味と軽い酸味があります。赤ワイン(バローロ、バルバレスコなど)との相性が良いとされ、高山の自然と職人技術が育んだイタリアを代表するチーズのひとつです。
使い方・例文
「フォンティーナを使ったフォンドゥータは、トリュフを削りかけてパンやポレンタにつけて食べるアオスタ渓谷の郷土料理です。」という形で、イタリア料理やチーズを紹介する文脈で使われます。
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