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フォルテピアノとは?

ふぉるてぴあの

フォルテピアノとは、18世紀から19世紀初頭に使われた初期のピアノの総称で、現代のグランドピアノの直接の祖先にあたる鍵盤楽器です。

フォルテピアノ(Fortepiano)とは、18世紀初頭にイタリアのバルトロメオ・クリストフォリが発明したとされる「打弦鍵盤楽器」の初期型を指す呼び名で、主に古典派〜初期ロマン派時代(おおよそ1700〜1830年頃)に使用されたピアノを区別するために用いられます。「フォルテ(強く)」と「ピアノ(弱く)」の両方が可能であることを意味するイタリア語が語源で、当時の正式名称「フォルテピアノ」が後に略されて「ピアノ」になりました。

現代のコンサートグランドピアノと比べると、フォルテピアノは以下のような特徴があります。

  • 木製フレームのため軽くで透明感のある音色
  • 音量は小さめで音の減衰が速い
  • 鍵盤が軽く、素早い指の動きに対応しやすい
  • 音域が現代より狭い(5〜6オクターブ程度)
ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンらが活躍した時代に広く用いられており、彼らの作品はフォルテピアノの音響特性を前提として作曲されています。現代では古楽演奏の観点から復元楽器や複製品を使ったピリオド奏法が広まり、ベートーヴェンのソナタなどをオリジナルの楽器で聴く機会も増えています。

使い方・例文

「モーツァルトのソナタをフォルテピアノで演奏した録音は、現代のピアノとは全く異なる柔らかな音色が楽しめる」という紹介でよく登場します。古楽器コンサートや音楽史の解説で、現代ピアノとの比較として頻繁に言及されます。

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