クリストとは?
くりすと
クリストは、建物や自然景観を巨大な布で包む「梱包アート」で世界的に知られたブルガリア出身の現代美術家です。
クリスト(1935〜2020年)は、本名クリスト・ウラジミロフ・ヤヴァシェフといい、ブルガリア出身の現代美術家です。パートナーのジャンヌ=クロードとともに、建物や橋・島・渓谷などを巨大な布で梱包するアース・ワークおよびランド・アートの作品を数多く手がけました。
代表的なプロジェクトとして以下のものが知られています。
- 「包まれたライヒスタッグ」(1995年、ベルリン):ドイツ連邦議会議事堂を銀色の布で覆い、数百万人の観客を集めた
- 「アイランズ」(1983年、マイアミ):フロリダのビスケーン湾の島々をピンクの布で囲んだ
- 「ザ・ゲーツ」(2005年、ニューヨーク):セントラル・パークに7500基以上のオレンジ色のゲートを設置した
- 「フローティング・ピアーズ」(2016年、イタリア):湖上に布張りの橋を浮かべた
クリストの作品はすべて期間限定で設置された後に撤去されます。「作品が消えることで、その存在をより強く記憶に焼き付ける」という哲学が根底にあります。また、プロジェクトの費用はすべて作品のドローイングや版画の販売でまかない、公的資金や企業スポンサーを一切受け入れなかった点も特異でした。
使い方・例文
「クリストの梱包アートのように大規模なインスタレーション」という表現で、現代美術や公共アートの議論に登場します。
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