フェルールとは?
ふぇるーる
フェルールとは、ケーブルや管の端部に取り付けて接続部を補強・密封・整形する金属製または樹脂製の小型スリーブ状部品です。
フェルール(Ferrule)は、チューブ・ケーブル・電線・配管などの端末に圧着または嵌め込んで使う円筒形の小型部品です。素材には銅・真鍮・アルミ・ステンレスなどの金属のほか、樹脂製のものもあります。用途によって形状・サイズ・材質が異なり、大きく電気配線用と配管用に分類できます。
電気配線用フェルール(棒端子)は、より線(撚り線)ケーブルの端末に圧着して使います。より線のまま端子台やブレーカーに挿入すると細い銅線がばらけて接触不良や短絡の原因になりますが、フェルールで端末を束ねることで以下のメリットが得られます。
- ケーブル端末のほつれ防止
- 接触面積の均一化による安定した電気的接続
- 端子台への挿抜の容易化
- 誤挿入・誤配線の防止(色分けで識別)
配管用フェルールは管継手の中に入るコンプレッション型継手の構成部品で、ナットを締めるとフェルールが変形してチューブに密着し、気密性・液密性を確保します。油圧・空圧・流体計測の配管によく使われます。
光ファイバコネクタのフェルールはセラミック製が主流で、光ファイバの端面を精密に固定・整形し、コネクタ接続時の光軸ずれを最小限に抑える役割を担います。
使い方・例文
制御盤の配線作業では、より線ケーブルの端末にフェルールを圧着してから端子台に差し込むことで、配線のほつれや接触不良を防いでいます。
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