フィルターバクテリアとは?
ふぃるたーばくてりあ
フィルターバクテリアとは、水槽のフィルター内に定着し、魚に有害なアンモニアや亜硝酸塩を分解して水質を浄化するバクテリアの総称です。
フィルターバクテリアとは、水槽のフィルター(濾過器)内のろ材や底砂に定着し、水中の有害物質を分解して水質を維持する有益なバクテリア(細菌)の総称です。アクアリウムにおいては「ろ過バクテリア」「有益菌」とも呼ばれ、生物ろ過の担い手として水槽維持に不可欠な存在です。
フィルターバクテリアが担う主な役割は硝化サイクルの遂行です。具体的には以下のバクテリアが中心的な役割を果たします。
- ニトロソモナス属:アンモニアを亜硝酸塩に変換する
- ニトロバクター属:亜硝酸塩を硝酸塩に変換する
- その他の有機物分解菌:残餌や死骸などの有機物を分解する
フィルターバクテリアはろ材の表面に定着して増殖するため、ろ材の表面積が大きいほど多くのバクテリアが定着し、ろ過能力が向上します。バクテリアは水温20〜30度・適切な水流・酸素がある環境を好みます。
フィルターの掃除や丸洗いを行うとバクテリアが激減し、水質が急悪化するリスクがあります。このためフィルター掃除は部分的に行い、飼育水で優しく洗うことが推奨されます。市販のバクテリア剤を添加して定着を促進する方法もあります。
使い方・例文
水槽のフィルターを丸ごと洗浄してしまうとフィルターバクテリアが死滅してしまうため、月に一度はろ材だけを取り出し、カルキを含まない飼育水で軽くゆすぐ程度の洗い方が基本とされています。
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