ピスコとは?
ぴすこ
ピスコとは、南米のペルーおよびチリで生産されるブドウを原料とした蒸留酒で、両国が原産地としての正当性を主張する個性的なスピリッツです。
ピスコ(Pisco)は、ブドウを発酵・蒸留して作る南米産のブランデーに相当するスピリッツです。ペルーとチリの両国がそれぞれ独自のピスコを生産しており、どちらが「本家」かをめぐる長年の論争は「ピスコ戦争」と呼ばれることもあります。
ペルーとチリのピスコには製法上のいくつかの違いがあります。
- ペルーピスコ:加水を一切行わず、蒸留後の度数をそのまま保持する。単一品種または複数品種のブドウを使用し、木樽での熟成は行わない。
- チリピスコ:蒸留後に加水して度数を調整することが認められており、オーク樽での熟成も行われる場合がある。
使用されるブドウ品種も重要な要素で、ペルーではケブランタ、トロンテル、イタリアなど8品種が認可されています。アルコール度数は概ね38〜48度程度です。
ピスコの代表的な飲み方はピスコ・サワー(ピスコ・レモン汁・シロップ・卵白・ビターズを混ぜたカクテル)で、ペルーの国民的カクテルとして知られています。南米料理やラテン系バーで広く親しまれており、近年は世界的なクラフトカクテルブームの中で注目度が高まっています。
使い方・例文
「ピスコ・サワーを作るにはペルー産のピスコが欠かせない」という形で、カクテルレシピや南米の食文化を語る際に登場します。バーや中南米料理レストランのメニューでも頻繁に目にする語です。
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