ビュートとは?
びゅーと
ビュートとは、浸食によって周囲が削られ、急峻な崖に囲まれて孤立した小規模のテーブル状の台地のことです。
ビュート(Butte)は、地形学の用語で、水平な硬い岩盤(キャップロック)に覆われた台地が長年の浸食を受け、周囲が削られて残った孤立した小規模の岩山・丘状地形を指します。頂部は平坦または小さく、側面は急峻な崖(クリフ)で構成されているのが特徴です。
ビュートはメサ(Mesa)と同様の成因を持ちますが、規模が異なります。メサは頂面が広大な台地状であるのに対し、ビュートはさらに浸食が進んでメサが縮小したもので、幅よりも高さが勝る形状になったものとされています。
典型的なビュートが見られる地域としては以下が有名です。
- アメリカ・モニュメントバレー — 西部劇映画の舞台として世界的に知られる赤茶色の岩塔群
- アメリカ・ユタ州 — ブライスキャニオン周辺に多数分布
- 南アフリカ・カルー高原 — 乾燥地帯に点在する孤立丘
乾燥・半乾燥地帯では植生が少なく浸食が進みやすいため、ビュートが発達しやすい傾向があります。その独特のシルエットは景観的価値が高く、観光地や映像作品のロケ地として活用されています。
使い方・例文
地理の教科書や自然科学の番組で「モニュメントバレーのビュートはナバホ族の聖地でもある」などと紹介される場面で登場します。
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