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ビスマレイミド樹脂とは?

びすまれいみどじゅし

ビスマレイミド樹脂とは、耐熱性と機械的強度に優れた熱硬化性樹脂で、航空宇宙・電子部品など高性能素材が求められる分野に用いられています。

ビスマレイミド樹脂BMI樹脂)は、マレイミド基を二つ持つ化合物(ビスマレイミドモノマー)を主原料とする熱硬化性の高分子材料です。エポキシ樹脂を超える耐熱性と、ポリイミド樹脂に迫る高温特性を比較的低いコストで実現できる点が特徴です。

ビスマレイミド樹脂の主な特性は以下の通りです。

  • 高い耐熱性:ガラス転移温度(Tg)が高く、200℃以上の連続使用に耐える製品も多いです。
  • 優れた機械強度:硬化後の引張強度・曲げ強度が高く、炭素繊維複合材のマトリックス樹脂として適しています。
  • 低い揮発分:硬化時の揮発性成分が少なく、気泡の少ない均質な成形品を得やすいです。
  • 難燃性:ハロゲンを含まない処方でも比較的高い難燃性を示します。

主な用途としては、航空宇宙分野の複合材料(CFRP)マトリックス・プリント配線板(高周波・高信頼性用)・電子部品の封止材・自動車の構造部材などが挙げられます。エポキシ樹脂と比べると加工温度が高く、靭性がやや低い点が課題とされますが、この点を改善するための変性BMIや混合処方の開発も進んでいます。

次世代の航空機や5G通信基板など、より高い耐熱性・電気特性が求められる分野での需要が引き続き高まっています。

使い方・例文

航空機の機体部品や、高速通信に対応したプリント基板の素材として採用されている場面でビスマレイミド樹脂が登場します。素材・材料工学の専門誌や論文でも頻繁に扱われます。

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