ビクトリア湖とは?
びくとりあこ
ビクトリア湖とは、アフリカ東部に位置する世界第2位の面積を誇る淡水湖で、ナイル川の源流の一つとして知られています。
ビクトリア湖(Lake Victoria)は、ウガンダ・ケニア・タンザニアの3か国にまたがるアフリカ最大の湖です。面積は約6万8800平方キロメートルと、世界の淡水湖の中ではスペリオル湖に次いで第2位の規模を誇ります。湖の名は19世紀にヨーロッパ人として初めてこの湖を「発見」したイギリスの探検家ジョン・ハニング・スピークが、当時のイギリス女王ヴィクトリアにちなんで命名したものです。
ビクトリア湖はナイル川水系の重要な源流で、湖の北岸にあるリポンフォールズ(現在のジンジャ付近)から流れ出すヴィクトリアナイルがアルバート湖を経て白ナイルとなり、最終的に地中海へと注ぎます。平均水深は約40メートルと浅く、多数の島々が点在しています。
生態系の面でも世界的に著名な湖です。シクリッド科の魚類(ビクトリアシクリッドなど)が多様に進化し、種の多様性の宝庫として科学者から注目されてきました。しかし20世紀中頃にナイルパーチが持ち込まれたことで在来種が大量絶滅し、外来種問題の代表例としても取り上げられます。
沿岸には人口が密集しており、漁業・農業・交通の要衝として地域経済を支えています。一方で水質汚染や水位変動、気候変動による影響が課題となっており、3か国が連携した湖の保全が求められています。
使い方・例文
地理の授業や世界遺産・生態系を扱うドキュメンタリーで「ビクトリア湖のシクリッド魚類」や「ナイル川の源流」として登場することが多い湖です。
この用語をシェア
最終更新: