ヒトスジシマカとは?
ひとすじしまか
ヒトスジシマカとは、体に白い縞模様を持つ小型のカで、デング熱やジカ熱などの感染症を媒介することで知られる衛生害虫です。
ヒトスジシマカ(学名:Aedes albopictus)は、カ科ヤブカ属に分類される双翅目の昆虫です。体長は4〜5ミリメートル程度で、胸部背面に白い縦縞、脚に白い横縞が入るのが名前の由来であり、見た目の特徴にもなっています。
もともとは東南アジアや日本を含む東アジアが原産地でしたが、20世紀後半以降、廃タイヤや輸入植物に卵が付着して世界中に広まり、現在では欧州・北米・南米・アフリカなど約70か国以上に定着しています。この高い侵略性から「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれています。
活動時間は主に昼間で、明け方から夕暮れにかけて吸血します。わずかな水たまり(花瓶の水・空き缶・タイヤの凹みなど)に産卵するため、都市部でも繁殖しやすいのが特徴です。
ヒトスジシマカが媒介する主な感染症は次のとおりです。
- デング熱
- チクングニア熱
- ジカ熱(ジカウイルス感染症)
- 西ナイル熱(まれに)
使い方・例文
夏に公園でバーベキューをしていると、昼間でもしつこく刺してくる縞模様のカがヒトスジシマカです。花壇の水受け皿など、ほんの少しの水でも繁殖できるため、家庭での発生源対策が重要とされています。
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