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デング熱とは?

でんぐねつ

デング熱とは、デングウイルスを持つ蚊に刺されることで感染し、高熱や激しい関節痛・筋肉痛を引き起こす熱帯・亜熱帯地域に多い感染症です。

デング熱は、フラウイルス科に属するデングウイルス(血清型1〜4型)を原因とするウイルス性感染症です。ヒトスジシマカやネッタイマカなどのヤブカ属の蚊が媒介し、蚊に刺されてから3〜14日の潜伏期間の後に発症します。ウイルス型は4種類存在し、一度感染して免疫ができた型とは別の型に再感染した場合、重症化リスクが高まることが知られています。

主な症状は以下のとおりです。

  • 突然の高熱(38〜40度以上)
  • 激しい頭痛・眼球後部の痛み
  • 筋肉痛・関節痛(「骨折熱」とも呼ばれる)
  • 皮膚の発疹
  • 重症例では出血傾向(デング出血熱)や血圧低下(デングショック症候群)

世界保健機関(WHO)の推計によると、年間で世界全体に数億人規模の感染者が存在し、主に東南アジア・南アジア・中南米・アフリカなどの熱帯・亜熱帯地域で流行します。ワクチンは一部の国で承認されていますが、有効な抗ウイルス薬はなく、対症療法が中心です。日本でも2014年に東京の代々木公園を中心に国内感染が確認されており、渡航先での感染予防が重要です。

使い方・例文

東南アジアや中南米に旅行した後に高熱と強い関節痛が現れた場合、デング熱の感染が疑われるため、速やかに医療機関を受診することが推奨されます。

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