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デングウイルスとは?

でんぐういるす

デングウイルスとは、ネッタイマカなどに刺されることで感染し、デング熱を引き起こすフラビウイルス科のウイルスです。

デングウイルス(Dengue virus, DENV)は、フラビウイルス科フラビウイルス属に分類される一本鎖RNAウイルスで、主にネッタイマカ(Aedes aegypti)およびヒトスジシマカ(Aedes albopictus)を媒介として人に感染します。

デングウイルスには抗原性の異なる4つの血清型(DENV-1〜4)があります。ひとつの型に感染して回復すると、その型に対する免疫が生涯続きますが、他の型への感染では抗体依存性感染増強(ADE)と呼ばれるメカニズムにより重症化リスクが高まることが知られています。

感染すると2〜14日の潜伏期ののち、突然の高熱・激しい頭痛・眼窩後部痛・筋肉・関節痛・発疹が現れます(デング熱)。多くは自然回復しますが、一部は重症デング(デング出血熱)に進展し、血漿漏出・出血傾向・臓器障害を起こし生命を脅かします。

デング熱は現在、熱帯・亜熱帯地域の100か国以上で流行が続いており、世界保健機関(WHO)は年間最大で数億件の感染が起きると推定しています。日本でも2014年に代々木公園を中心に国内感染例が確認されました。治療は対症療法が主体で、特異的な抗ウイルス薬はありません。ワクチンは一部の国で承認されていますが、使用にあたっては過去の感染歴確認が推奨されています。

使い方・例文

熱帯・亜熱帯地域へ渡航した際に蚊に刺され、帰国後に高熱と全身の強い筋肉痛が現れた場合、デングウイルス感染(デング熱)が疑われ、医療機関での血液検査が行われます。

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