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パトリシオ・エイルウィンとは?

ぱとりしおえいるうぃん

パトリシオ・エイルウィンは、チリで軍事独裁から民主主義への移行を主導したキリスト教民主党の政治家で、民政移管後の初代大統領です。

パトリシオ・エイルウィン(Patricio Aylwin、1918〜2016年)は、チリ政治家であり、ピノチェト軍事政権(1973〜1990年)終結後の民政移管において初代大統領(1990〜1994年)を務めた人物です。

エイルウィンはキリスト教民主党(PDC)に属し、長年の政治経歴を持ちます。1973年のアウグスト・ピノチェトによるクーデター前後の政局においても重要な役割を果たし、後に民主化運動の結集を主導しました。

1988年の国民投票でピノチェトの延長統治が否決された後、エイルウィンは複数の中道・左派政党が結集した「コンセルタシオン」連合の統一候補として大統領選挙に勝利しました。

大統領就任後は、人権侵害の真相究明を目的とする「真実と和解のための国家委員会(レティグ委員会)」を設置し、軍政時代の拷問・失踪・殺害の実態解明に取り組みました。経済面ではピノチェト政権下の市場経済化路線を大きく変えず、社会政策を加えた形で継続しました。

チリにおける民主主義の再建と過去の清算を同時に進めた政治家として、ラテンアメリカの民主化研究で広く参照されています。

使い方・例文

民主化移行期の政治や歴史的和解のプロセスを研究する文脈で、エイルウィンの名はチリの民政移管を象徴するリーダーとして取り上げられます。

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