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パスカルの原理とは?

ぱすかるのげんり

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パスカルの原理とは、密閉容器に入った流体(液体気体)の一部に加えた圧力が、すべての方向に同じ大きさで伝わるという流体力学の基本原理です。

パスカルの原理は、17世紀フランス数学者・物理学ブレーズ・パスカルによって発見されました。「静止した流体の任意の一点に加えられた圧力の変化は、流体のすべての部分に同じ大きさで伝わる」というのが核心の主張です。

この原理が成立する理由は、流体(特に液体)が非圧縮性に近く、圧力を等方向に伝える性質を持つためです。固体とは異なり、流体は形状に縛られずあらゆる向きに圧力を均等に分散させます。

パスカルの原理の最も重要な応用は「力の増幅」です。断面積の異なる二つのシリンダーを液体でつないだとき、断面積の比だけ力を拡大できます。具体的には、

  • 油圧ジャッキ:小さな力で重い自動車を持ち上げる
  • 油圧ブレーキ:ブレーキペダルの小さな踏力を車輪に大きな制動力として伝える
  • 油圧プレス機:金属の成形や製鉄所での板材圧延
  • 建設機械のアーム:ショベルカーや油圧クレーンの動力

現代社会においてパスカルの原理は、建設・製造・自動車・航空機など広範な産業の根幹を支える原理となっています。

使い方・例文

自動車の油圧ブレーキでは、ドライバーがペダルを踏む小さな力がパスカルの原理によって増幅され、4輪すべてのブレーキに同時に大きな制動力が伝わります。

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