バリサイトとは?
ばりさいと
バリサイトとは、アルミニウムのリン酸塩を主成分とする鉱物で、青緑色の美しい色合いから宝飾品にも用いられます。
バリサイト(Variscite)は、含水リン酸アルミニウムを主成分とする鉱物で、化学式はAlPO₄・2H₂Oと表されます。斜方晶系に属し、塊状や腎臓状、ぶどう状など多様な形態で産出します。名称はドイツのフォークトラント地方の古称「Variscia」に由来します。
最大の特徴は、明るいグリーンから青緑色・黄緑色にいたる独特の色調です。この色はリン酸アルミニウムに微量のクロムや鉄が含まれることによるとされています。硬度はモース硬度で3.5〜4.5程度とやや低く、光沢はガラス光沢〜蝋光沢です。
主な産地としては以下の地域が知られています。
- アメリカ・ユタ州:世界有数の産地で「ユタターコイズ」と混同されることもある
- オーストラリア・クイーンズランド州
- ドイツ・ザクセン州
- スペイン・セビリア近郊
トルコ石(ターコイズ)に外観が似ているため、古くから混同・代替品として扱われることがありますが、ターコイズが銅を含む銅リン酸塩鉱物であるのに対し、バリサイトはアルミニウムを主体とする点が異なります。装飾品や彫刻品として利用されるほか、鉱物標本としても人気があります。
使い方・例文
アクセサリーショップでミントグリーン色の石を目にしたとき、それがターコイズではなくバリサイトであることがあります。
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