ハリエット・タブマンとは?
はりえっと・たぶまん
ハリエット・タブマンは19世紀アメリカの黒人奴隷制廃止運動家で、逃亡奴隷を安全に導く「地下鉄道」のリーダーとして多くの人々を自由へ導いた人物です。
ハリエット・タブマン(Harriet Tubman、1822年頃〜1913年)はアメリカ・メリーランド州出身の奴隷制廃止運動家・社会活動家です。奴隷として生まれながらも1849年に北部へ脱出し、その後は秘密の脱出経路「地下鉄道(Underground Railroad)」を利用して多数の奴隷を自由に導きました。
「地下鉄道」とは実際の鉄道ではなく、北部の自由州やカナダへ逃れるための秘密の避難ルートと協力者のネットワークを指します。タブマンは自らも命がけで南部に戻り、家族や見知らぬ人々をも含め多くの奴隷を脱出させたとされます。
タブマンの活動の主な側面は以下のとおりです。
- 地下鉄道の案内人として多くの人々を導いた実績
- 南北戦争中、北軍のスパイ・看護師・偵察員として従軍
- 戦後の女性参政権運動への参加
- 晩年の老人ホーム設立などの社会事業
その勇気と人道的行動から「モーゼ」と称されたタブマンは、アメリカの自由と平等の象徴として今なお高く評価されています。2020年代には米ドル紙幣への肖像採用が議論されるなど、その遺産は現代でも生き続けています。
使い方・例文
アメリカの人権運動史や南北戦争を学ぶ授業・書籍でハリエット・タブマンの名と地下鉄道の活動が必ずといってよいほど取り上げられます。
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