ハブクラゲとは?
はぶくらげ
ハブクラゲとは、沖縄を中心とした南西諸島に生息する危険なクラゲで、強力な毒を持ち刺傷事故の原因として知られます。
ハブクラゲ(波布水母、学名:Chironex yamaguchii、またはChironex fleckeri近縁種)は、箱虫綱(ハコクラゲ綱)に属するクラゲの一種です。沖縄県を中心とする南西諸島の沿岸浅海域に生息し、毎年多数の刺傷被害が報告される危険な生物として知られています。
ハブクラゲの体は立方体に近い形の傘(最大で十数センチ程度)を持ち、その四隅から長い触手が伸びています。体はほぼ透明で海水の中では非常に発見しにくく、これが被害を拡大する要因のひとつです。和名の「ハブ」は沖縄に生息する毒ヘビ「ハブ」に由来し、その毒の強さにちなんでいます。
刺された際の症状には次のようなものがあります。
- 触手が接触した皮膚に激しい灼熱感と痛み
- ミミズ腫れのような線状の皮膚病変(瘢痕が残ることがある)
- 重症の場合はアナフィラキシーショックのリスク
沖縄では夏の海水浴シーズンに被害が集中するため、海水浴場への侵入を防ぐ防護ネットの設置や、刺された場合の応急処置(酢をかけることで刺胞の放出を抑える)の普及が図られています。刺傷は医療機関での治療が必要なケースもあり、軽視は禁物です。
使い方・例文
「沖縄の海水浴場に掲示された注意看板に、ハブクラゲに刺された際の応急処置として酢をかける方法が書かれていた」という形で登場します。
この用語をシェア
最終更新: