ハウスミカンとは?
はうすみかん
ハウスミカンとは、ビニールハウスなどの施設内で栽培され、通常の露地ものより早い時期に出荷されるミカンのことです。
ハウスミカンとは、温室やビニールハウスなどの施設を利用して栽培されるミカンの総称です。露地栽培のミカンは秋から冬にかけてが旬ですが、ハウス栽培によって温度・湿度・日照を人工的にコントロールすることで、夏場(6〜8月頃)に出荷できるようにした品種・作型です。
栽培の仕組みとしては、秋に加温や保温を開始してミカンの生育を促し、通常より数ヶ月早く花を咲かせ、果実を成熟させます。加温ハウスと無加温(半促成)ハウスでは出荷時期が異なり、加温タイプは6〜7月、無加温タイプは7〜8月頃の出荷が中心です。
ハウスミカンの特徴として次の点が挙げられます。
- 糖度が高く、酸味が穏やかなものが多い
- 皮が薄く、果皮が鮮やかな橙色
- 夏場に流通するため希少性が高く、価格も露地ものより高め
- 静岡・愛媛・熊本などが主な産地
ハウスミカンの最大の意義は、年間を通じてミカンを楽しめるようにする「旬の分散」にあります。農家にとっては高付加価値商品として収益向上につながり、消費者にとっては夏場にビタミンCが豊富な国産柑橘を手に入れられるメリットがあります。
使い方・例文
スーパーの青果コーナーで夏に見かける小ぶりで鮮やかなオレンジ色のミカンは、多くがハウスミカンです。贈答用の化粧箱に入った高級品として販売されることも多く、お中元の品として選ばれる場面でもよく登場します。
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