ビニールハウスとは?
びにーるはうす
ビニールハウスとは、農業用のビニールフィルムで覆った骨組み構造の施設で、作物を保温・保護しながら栽培するための農業施設です。
ビニールハウスとは、金属や竹などの骨組みにポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの透明なフィルムを張り、内部を外気から隔離して農作物を育てるための施設農業の設備です。温室(グリーンハウス)の一種ですが、ガラス温室と比べて建設コストが低く、設置・撤去が容易なため、日本をはじめ世界中の農家に広く普及しています。
仕組みとしては、太陽光をフィルム越しに透過させて内部を暖め、外気の冷気や風雨・霜から作物を守ります。内部は外気温より高く保たれるため、季節外れの時期にも野菜や果物の栽培が可能になります。また、害虫・鳥獣の侵入を防いだり、農薬散布の効率を上げたりする効果もあります。
ビニールハウスでよく栽培される作物には次のようなものがあります。
- イチゴ・トマト・キュウリなどの果菜類
- レタス・ほうれん草などの葉菜類
- チューリップ・バラなどの花卉類
- メロン・スイカなどの高付加価値果物
施設栽培の普及により、日本では一年を通じて安定的に青果物を供給できるようになり、食卓の季節感が大きく変わりました。近年はハウス内の温度・湿度・CO2濃度を自動制御するスマート農業技術との組み合わせも進んでいます。
使い方・例文
スーパーで真冬にイチゴが並んでいるのは、ビニールハウスで温度管理された環境のもと、秋から春にかけて栽培されているからです。
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