ノガンとは?
のがん
ノガンとは、ユーラシアやアフリカの草原・農耕地に生息する大型の鳥類で、オスが地上を歩く鳥の中でも最重量級に数えられます。
ノガン(野雁、学名 Otis tarda)は、ノガン科ノガン属に分類される大型の走禽類です。ユーラシア大陸中部からイベリア半島、モロッコにかけての広い草原・ステップ地帯、および農耕地に生息します。
成鳥のオスは体重が最大20キログラムを超えることもあり、飛べる鳥の中で最重量のひとつとされています。体長はおよそ90〜105センチメートルで、翼を広げると2メートルに達します。体上面は茶褐色に黒の複雑な縞模様、腹面は白く、のど元には髭状の羽毛を持ちます。メスはオスの約3分の1ほどの体重で、外見も地味です。
ノガンは草丈の低い開けた環境を好み、昆虫・小型脊椎動物・植物質など幅広い食物を食べる雑食性です。繁殖期のオスは「ディスプレイ」と呼ばれる華やかな求愛行動を行い、尾羽や翼の白い羽を広げて体を大きく見せます。
生息地の農地化・狩猟・送電線への衝突などにより個体数が激減しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは脆弱(VU)に指定されています。スペインやポルトガルでは保護区を設けて保全活動が進められています。
使い方・例文
バードウォッチャーがスペインの草原でノガンの壮麗な求愛ディスプレイを観察するシーンで、この名前が登場します。
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