イベリア半島とは?
いべりあはんとう
イベリア半島とは、ヨーロッパ南西端に位置し、スペインとポルトガルを擁する半島で、地中海文化とイスラム文明が交差した歴史を持ちます。
イベリア半島(Iberian Peninsula)はヨーロッパ大陸の南西端にあたる半島で、北にピレネー山脈を挟んでフランスと接し、南はジブラルタル海峡によってアフリカ大陸と隔てられています。面積は約58万平方キロメートルで、ヨーロッパで2番目に大きな半島です。
現在はスペイン・ポルトガルの2か国のほか、英国領ジブラルタルとアンドラ公国が立地しています。半島の中央部は標高600〜700mの高原地帯(メセタ)が広がり、気候は地中海性気候から半乾燥気候まで多様です。
歴史的には、古代ローマ属州として発展した後、8世紀初頭にイスラム勢力(ムーア人)が北アフリカから渡来して半島の大部分を支配しました。その後約800年にわたるレコンキスタ(国土回復運動)を経て、15世紀末にキリスト教諸王国が半島を統一します。この過程で生まれたスペインとポルトガルは、15〜17世紀に大航海時代をリードし、アメリカ・アジア・アフリカに広大な植民地帝国を築きました。
グラナダのアルハンブラ宮殿・コルドバのメスキータ(大モスク)など、イスラム建築と西欧建築が融合した文化遺産が多数残っており、歴史的厚みを感じさせる観光地として世界中から旅行者が訪れます。
使い方・例文
スペインのグラナダにあるアルハンブラ宮殿はイスラム建築の精髄として知られ、イベリア半島における多文化共存の歴史を今に伝えています。
この用語をシェア
最終更新: