ノアザミとは?
のあざみ
ノアザミとは、日本固有の多年草のアザミで、春から夏にかけて紫紅色の丸い花を咲かせ、山野の草地や道端に広く自生します。
ノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)は、キク科アザミ属の多年草で、日本固有種です。北海道から九州まで広く分布し、山野の草地・土手・道端などに生育します。
アザミの仲間の中で春から夏にかけて咲くのが大きな特徴で、花期は5〜8月と早めです。花は直径3〜5cmの紅紫色の頭状花序で、球形に近い形をしています。総苞(花の根元を覆うウロコ状の部分)にはトゲがあり、触れると刺さります。
葉は羽状に深く切れ込み、縁には鋭いトゲが並びます。根はゴボウに似た太い直根を持ち、かつては食用や薬用に利用されてきました。若い葉や根は山菜として食べられ、灰汁抜きをしてきんぴらや煮物にします。
蝶やハチなどの訪花昆虫に好まれ、里山の生態系を支える植物の一つです。日本の自然を代表する野草として、各地の植物観察でよく取り上げられます。同属のアザミは日本に100種以上あり、ノアザミはその代表格とされています。
使い方・例文
初夏の山道を歩くとノアザミの紫紅色の丸い花が目に入り、アゲハチョウやマルハナバチが蜜を吸いに訪れる様子が観察できます。
この用語をシェア
最終更新: