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ニルガイとは?

にるがい

ニルガイとは、インド大陸に生息するウシ科最大のアンテロープで、オスが青みがかった灰色を帯びることからその名がつきました。

ニルガイ(学名:Boselaphus tragocamelus)は、ウシ科ニルガイ属に属するアンテロープの一種で、インドネパールパキスタンなどの南アジアを原産地とします。「ニルガイ」という名前はヒンディー語に由来し、「ニル(青)」と「ガイ(牛)」を合わせた意味を持ちます。成体のオスは体高が最大1.5メートルほどに達し、ウシ科アンテロープの中ではアジア最大の種とされています。

外見上の大きな特徴として、オスは成熟すると全身の毛色が青みがかった灰色(鉄灰色)になりますが、メスは黄褐色を保ちます。オスには短い円錐形の角が一対あり、のどには白いたて髪状の毛が房状に生えています。四肢が長く、やや前傾姿勢の体型はシカとウシの中間のような印象を与えます。

生態的には草原・低木林・農耕地周辺に好んで生息し、草や葉・果実などを食べます。社会性があり、メスと子どもからなる群れと、単独または小集団で行動するオスが見られます。繁殖期にはオス同士が前脚で立ち上がってぶつかり合う独特の争いを行います。

インドでは牛に似た外見からヒンドゥー教徒に保護される一方、農作物への被害も問題となっています。また北米(テキサス州など)には狩猟目的で持ち込まれた個体が野生化し、定着した個体群が存在します。

使い方・例文

動物園の有蹄類展示エリアやアジアの動物を特集した図鑑で「ニルガイ」という名前を見かけます。インドの野生動物保護区の解説でも頻繁に登場する種です。

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