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ニッコウガイとは?

にっこうがい

ニッコウガイとは、日本各地の干潟や内湾の砂泥底に生息する小型の二枚貝で、貝殻が白く光沢があることが名前の由来です。

ニッコウガイ(日光貝、学名:Pillucina pisidiumなど複数種を含む場合がある)は、ニッコウガイ科(Lucinidae)に属する小型の二枚貝の総称です。殻は丸みを帯びた円形または楕円形で、表面は白色から淡灰色で滑らかな光沢があり、その白く輝く外観が「日光」の名の由来とされています。殻長は一般に1〜3cm程度と小型です。

ニッコウガイの仲間は、砂泥底の浅海・干潟・内湾・河口域などに広く生息し、日本全土の沿岸で見られます。ニッコウガイ科の特徴として、鰓(えら)に硫黄酸化細菌を共生させる独特の生態が知られており、有機物が分解される過程で生じる硫化水素を共生菌が無毒化・エネルギー源として利用するという、海洋生態系における重要な役割を担っています。

食用としてはほとんど利用されませんが、潮干狩りや干潟の生態調査・底生生物の研究において頻繁に採集される種です。貝殻は白く美しいため、貝殻コレクションや工芸素材としても利用されることがあります。また、地層中の化石としても産出することがあり、古環境の推定に活用されることもあります。

使い方・例文

干潟の生き物調査でニッコウガイを掘り出すと、その白く光沢のある丸い殻ですぐに見分けられ、底生生物の多様性を示す指標生物の一つとして記録されます。

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