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ドラゴン宇宙船とは?

どらごんうちゅうせん

ドラゴン宇宙船とは、SpaceXが開発した再使用可能な宇宙船で、国際宇宙ステーションへの物資・乗員輸送を担っています。

ドラゴン宇宙船(Dragon spacecraft)は、米国の民間宇宙企業SpaceX(スペースX)が開発・運用する再使用型宇宙船です。カーゴドラゴン(無人補給型)とクルードラゴン(有人型)の2種類があり、いずれもファルコン9ロケットで打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)との往来に使用されています。

ドラゴン宇宙船が宇宙開発史において持つ意義は大きく、民間企業として初めてISSへの補給任務を担った宇宙船という歴史的な位置づけを持ちます。2012年にカーゴドラゴンがISSとのドッキングに成功し、その後NASAの商業補給サービス(CRS)契約に基づいて定期的に物資を輸送しています。

有人型のクルードラゴンは、スペースシャトル退役後にアメリカ人宇宙飛行士がロシアのソユーズ宇宙船に頼らずISSへ到達できるよう開発されました。2020年5月、クルードラゴンは民間宇宙船として初めてNASA宇宙飛行士をISSへ送り届け、宇宙輸送の商業化における大きな節目となりました。

宇宙船本体の特徴としては以下の点が挙げられます。

  • カプセル部分が海上に着水・回収されて再使用される設計
  • タッチスクリーン式の操縦インターフェース採用
  • 緊急脱出システム(SuperDraco エンジン)を機体本体に内蔵
  • 約7名(クルードラゴン)または大量貨物(カーゴドラゴン)を搭載可能

ドラゴン宇宙船の成功は、民間主導による宇宙輸送市場の拡大を促す契機となり、NASAが「運用者」から「顧客」へと役割を転換する方向性を示す象徴的な事例として評価されています。

使い方・例文

ドラゴン宇宙船は宇宙ニュースや宇宙開発の特集記事で、「ISSへ宇宙飛行士を運んだSpaceXの宇宙船」として頻繁に登場します。

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