トーキーとは?
とーきー
音声(台詞・音楽・効果音)が映像と同期した映画のことで、無声映画(サイレント映画)に対して用いられる呼称です。
トーキー(talkie)とは、映像と音声が同期して収録・再生される発声映画のことです。正式には「サウンドフィルム」とも呼ばれ、台詞・音楽・効果音が映像と一体となって提供されます。音声のないサイレント映画(無声映画)に対する呼称として使われます。
映画史においてトーキーの始まりとして広く知られるのは、1927年にアメリカのワーナー・ブラザーズが公開した「ジャズ・シンガー」です。この作品は部分的に同期音声が含まれており、商業的に成功を収めたことでトーキー映画への移行を加速させました。1920年代末から1930年代にかけて、ハリウッドをはじめ世界中の映画産業がトーキーへ転換しました。
トーキーの普及は映画界に大きな変革をもたらしました。
- サイレント映画で活躍した俳優の中に、声質や訛りが合わず退場を余儀なくされた者が出た
- 字幕・弁士が不要となり、映画の国際展開・上映スタイルが変化した
- 音楽・脚本・音響という新たな職能が映画制作に不可欠となった
現代ではすべての商業映画がトーキーであるため、特に歴史・映画史の文脈や、サイレント映画との対比で語られる際にこの語が使われます。
使い方・例文
映画史の授業で「1920年代後半にサイレントからトーキーへの移行が起きた」と学ぶ場面や、古典映画ファンが無声映画とトーキーを区別して語る場面で登場します。
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