トゥアレグとは?
とぅあれぐ
トゥアレグとは、サハラ砂漠を中心に暮らすベルベル系の遊牧民族で、独自の文字や文化を持つことで知られます。
トゥアレグ(Tuareg)は、北アフリカのサハラ砂漠およびサヘル地帯を広く移動する遊牧民族で、ベルベル語派のタマシェク語を話します。主にニジェール・マリ・アルジェリア・リビア・ブルキナファソにまたがる広大な地域に居住しており、人口はおよそ数百万人とされます。
トゥアレグは「青の民」とも呼ばれます。これは男性が顔を隠すために使うターバン(タゲルムスト)が藍染めの布で作られており、皮膚に染料が移って青みがかって見えることに由来します。男性が顔を隠し、女性は顔を出す習慣がある点は他のイスラム系社会とは逆であり、独自の文化的特徴を示しています。
トゥアレグは独自の文字「ティフィナグ」を古くから持ち、岩絵や装飾品にもその痕跡が残されています。かつてはサハラを横断する交易路を支配し、塩・金・奴隷などの交易で栄えました。
20世紀以降は植民地支配や国境設定によって伝統的な生活圏が分断され、繰り返し反乱や武装蜂起が発生しました。近年もマリ北部などで独立・自治をめぐる紛争が続いており、その動向は国際社会の注目を集めています。
使い方・例文
サハラ砂漠を旅するドキュメンタリー番組などで、青いターバンをまとったトゥアレグの遊牧民がラクダを引きながら砂漠を移動する様子が紹介されることがあります。
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