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デ・ステイルとは?

で・すている

デ・ステイルとは、1917年にオランダで生まれた芸術運動で、垂直・水平の線と三原色・無彩色のみによる純粋な抽象表現を追求しました。

デ・ステイル(De Stijl、オランダ語で「様式」の意)は、1917年にオランダで創刊された同名の芸術雑誌を中心展開した抽象芸術・デザイン運動です。画家テオ・ファン・ドースブルフが主導し、ピエト・モンドリアンやヘリット・リートフェルトら芸術家・建築家・デザイナーが参加しました。

この運動の核心にあるのは「新造形主義(ネオプラスティシズム)」という理念で、芸術は自然の具象的描写を排し、直線・直角・三原色(赤・青・黄)と無彩色(白・黒・グレー)のみによる純粋な造形言語で普遍的な調和を表現できるとしました。これは個人的・民族的な感情を超えた、普遍的な美の探求でした。

絵画ではモンドリアンのグリッドと三原色に分割されたキャンバスが代表作として知られますが、デ・ステイルの影響は絵画にとどまりません。

  • 建築:リートフェルト設計のシュレーダー邸(ユネスコ世界遺産)
  • 家具:赤と青の椅子(リートフェルト)
  • グラフィックデザイン・タイポグラフィへの影響
  • バウハウスをはじめとするモダンデザイン全体への波及

1931年にファン・ドースブルフが没し運動は事実上終焉を迎えますが、デ・ステイルの理念は20世紀のモダニズムデザイン・建築の根幹を形成した思想の一つとして、今日まで広範な影響を与え続けています。

使い方・例文

デザインや建築を学ぶ場面で「モンドリアンの絵画はデ・ステイル運動の代表例」として登場します。赤・青・黄と黒い格子線を使ったグリッドデザインは、現代のグラフィックやファッションにも応用されています。

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