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ピエト・モンドリアンとは?

ぴえともんどりあん

ピエト・モンドリアンは、20世紀オランダの抽象画家で、赤・青・黄と黒い格子線だけで構成された純粋抽象絵画「コンポジション」シリーズで世界的に知られています。

ピエト・モンドリアン(Piet Mondrian、1872〜1944年)は、オランダのアメルスフォールトに生まれた抽象絵画の先駆者です。初期はオランダの伝統的な写実絵画を学びましたが、キュビスムの影響を受けながら独自の抽象表現へと進化していきました。

モンドリアンは1917年にテオ・ファン・ドゥースブルフらとともに芸術運動「デ・ステイル(De Stijl)」を創設しました。この運動は純粋な幾何学形態と原色のみによる表現を追求するもので、モンドリアンは「新造形主義(ネオプラスティシズム)」と名付けた独自の理念を展開しました。

成熟期の代表作「コンポジション」シリーズでは、垂直と水平の黒い線のみで画面を分割し、その区画を白・赤・青・黄の三原色と無彩色のみで塗り分けるという厳格なルールを自らに課しました。この極限まで純化された表現は、あらゆる装飾を排した「普遍的な美の秩序」を視覚化しようとする試みでした。

モンドリアンの影響は絵画にとどまらず、次の分野に広く及んでいます。

  • 建築・インテリアデザイン
  • グラフィックデザインとタイポグラフィ
  • ファッションデザイン(イヴ・サンローランの「モンドリアン・ルック」など)
  • 現代美術全般における抽象表現

第二次世界大戦中はニューヨークに亡命し、晩年は「ブロードウェイ・ブギウギ」など色彩豊かな作品も生み出しました。今日モンドリアンのデザインはポップカルチャーにも浸透しており、抽象芸術の象徴的存在として語り継がれています。

使い方・例文

格子状の黒線と赤・青・黄のブロックが印象的なデザインを見かけたとき、それがピエト・モンドリアンの絵画スタイルに着想を得たものだと分かると、作品の背景を楽しめます。

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