デンキナマズとは?
でんきなまず
デンキナマズとは、アフリカの淡水に生息し、体外に強力な電気を放出して捕食や防御を行うナマズの仲間です。
デンキナマズ(電気鯰)は、アフリカ大陸の河川・湖沼に生息するデンキナマズ科(Malapteruridae)に属する淡水魚の総称です。代表種はナイル川流域などに分布するMalapterurus electricusで、古くから「電気を発する魚」として知られ、古代エジプトの壁画にも描かれています。
最大の特徴は、体の表皮下に発達した「発電器官(電気器官)」を持つ点です。この器官は筋肉が変化したものではなく、皮膚腺が特化した電気腺と呼ばれる組織で構成されており、電気ウナギや電気エイとは由来が異なります。放電電圧は種類や個体によって異なりますが、最大で300〜450ボルトに達することがあり、魚を気絶させるほどの威力を持ちます。
放電の主な目的は以下のとおりです。
- 餌となる小魚や甲殻類を麻痺させる捕食行動
- 天敵や外敵からの身を守る防御
- 仲間との個体識別やコミュニケーション
通常は夜行性で、昼間は岩の陰や泥底に隠れて過ごします。観賞魚として流通することもありますが、強力な放電には注意が必要です。アフリカの一部地域では食用にもされており、生態系の中で独自の地位を占める存在です。
使い方・例文
「デンキナマズが川底で小魚に向けて放電し、一瞬で捕らえた」「水族館のデンキナマズ水槽に放電を可視化する装置が設置されている」のように使います。
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