デンキナマズ科とは?
でんきなまずか
デンキナマズ科とは、アフリカの河川に生息する電気を発生させる能力を持つナマズの仲間で、獲物の捕獲や身の守りに電気を使います。
デンキナマズ科(Malapteruridae)は、ナマズ目に属する淡水魚のグループで、アフリカの河川・湖沼に分布します。英語では「Electric catfish」と呼ばれ、体内に発電器官を持ち、強い電気を放つことで知られています。
発電の仕組みは次の通りです。体の皮膚下に変形した筋肉由来の発電器官(電気板の集合体)が全身を覆うように広がっており、神経信号によってこれを一斉に放電することで電気を生み出します。一部の種では数百ボルトに達する放電が可能とされ、獲物を麻痺させたり外敵を撃退したりするのに利用されます。
代表的な種はデンキナマズ(Malapterurus electricus)で、ナイル川・コンゴ川など広い地域に生息します。体長は一般に30〜60cm程度ですが、大型の個体では1mを超えることもあります。外見は丸みを帯びた太い体に小さな目を持ち、鱗がなく皮膚は滑らかです。
古代エジプトの壁画にも電気を放つナマズが描かれており、人類との長い関わりがあります。水族館で展示されることもあり、その発電能力は生物の多様な進化を示す好例として研究者・教育者に注目されています。
使い方・例文
アフリカの川に生息するデンキナマズ科の魚は、実際に触れると感電することがあり、漁師が誤って素手でつかんで驚くエピソードが現地では知られています。
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