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デチューンとは?

でちゅーん

デチューンとは、音楽制作において音程周波数をわずかにずらすことで厚みや独特の揺らぎを生み出す技法のことです。

デチューン(Detune)は、音楽制作や演奏において、ある音のピッチ(音高)を基準からわずかにずらす操作や状態を指します。「チューニングを外す」という意味の英語に由来し、意図的に行われる場合と、楽器の経年変化などによって生じる場合の両方があります。

シンセサイザーの世界では、デチューンは音作りの基本テクニックの一つです。複数のオシレーター(音源)を重ねるとき、それぞれのピッチをごくわずかにずらすことで、ユニゾン(同音)の単調さを避け、豊かで厚みのある音色を作り出すことができます。この手法は特に次のような場面で多用されます。

  • アナログシンセサイザーのパッドやリード音の制作
  • EDMやポップスのサウンドデザイン
  • 弦楽器セクション特有のコーラス感の再現
  • ギターのコーラスエフェクト

コーラスエフェクターやユニゾンモードの内部でも、デチューンは核心的な処理として使われており、わずか数セント(半音の100分の1)のずれが全体の音の「ゆらぎ」「広がり」「温かみ」を左右します。

一方でライブ演奏では、ギターやピアノのチューニングが微妙にずれてしまった状態をデチューンと呼ぶこともあり、文脈によって肯定的な音作りの用語にも、否定的な状態を表す言葉にもなります。

使い方・例文

シンセサイザーで複数のオシレーターを重ねる際にデチューンをかけると、単音では得られない厚みと広がりのある音色に仕上がります。

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