ディストーションとは?
でぃすとーしょん
ディストーションとは、音楽において音波を意図的に歪ませて荒々しい音色を生み出すエフェクトで、エレキギターの演奏で特によく使われます。
ディストーションとは、音声信号を意図的に過剰増幅・クリッピングさせることで音波を歪ませ、独特の荒々しく厚みのある音色を生み出す音響効果です。英語の「distortion(歪み・変形)」に由来し、エレキギターに使われるエフェクターとして最も広く知られています。
音の歪みが生まれる仕組みは、アンプや電子回路が扱える範囲を超えて信号を増幅させると、波形の頂部と底部が「クリップ(切り取られた形)」になることです。この波形の変形が豊富な倍音を生み出し、ギターの音に厚みと攻撃感をもたらします。
ディストーションと混同されやすい歪み系エフェクトには段階的な違いがあります。
- オーバードライブ:歪みが穏やかで自然なアンプ歪みに近い。ブルース・クラシックロック向け
- ディストーション:オーバードライブより歪みが強く、ハードロック・ヘビーメタルに多用
- ファズ:極めて激しく破壊的な歪み。60〜70年代サイケデリックロックで使われた
現代ではペダル型エフェクター(ストンプボックス)だけでなく、アンプのゲインチャンネルやデジタル機器のシミュレーターでも手軽に再現できます。メタル・パンク・オルタナティブロックなど多くのジャンルで欠かせないサウンドの要素であり、現代音楽の表現に深く根付いています。
使い方・例文
ギタリストがディストーションペダルを踏み込み、重厚なリフを刻むことでヘビーメタルらしい迫力ある音を出します。レコーディングではアンプの歪みとエフェクターを組み合わせて音作りをするケースも一般的です。
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