テンジクネズミ科とは?
てんじくねずみか
テンジクネズミ科とは、南アメリカを中心に生息するげっ歯目の科で、モルモット(テンジクネズミ)をはじめとするずんぐりした体形の動物が含まれます。
テンジクネズミ科(Caviidae)は、哺乳綱げっ歯目に属する科で、南アメリカを主な分布域とします。尾がほとんどなく、ずんぐりとした体形が特徴で、草食性の種が多く含まれます。
代表的な種は以下の通りです。
- テンジクネズミ(モルモット):最もよく知られる種で、ペットとして世界中で飼育されます。アンデス山地原産で、古くからインカ文明で食用・祭礼用として利用されてきました。
- カピバラ:世界最大のげっ歯類で体重は50〜60kgに達します。半水生で群れを作り生活します。
- パタゴニアマラ:長い脚を持ちウサギに似た外見で、速足で草原を移動します。
テンジクネズミ科の動物はビタミンCを体内で合成できないという特徴を持ち、これは人間と共通する性質です。そのためモルモットはビタミンC欠乏症(壊血病)の研究に古くから実験動物として使用され、「モルモット」という言葉が実験台の意味で使われるようになった語源にもなっています。南米では現在もテンジクネズミを食用(クイ)とする地域が多く残っています。
使い方・例文
ペットショップで販売されている丸くてずんぐりした草食小動物のモルモットはテンジクネズミ科の代表種です。また動物園ではカピバラがテンジクネズミ科の巨大な仲間として展示されています。
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