テングタケとは?
てんぐたけ
テングタケとは、キノコの一種で、白い斑点を持つ赤や褐色の傘が特徴的な毒キノコです。
テングタケ(天狗茸)は、テングタケ科テングタケ属(Amanita)に分類されるキノコの一種です。世界各地の温帯から亜熱帯の森林に広く分布し、日本でも夏から秋にかけてコナラやブナなどの広葉樹林や、マツなどの針葉樹林に生えます。
外見の最大の特徴は、赤や茶褐色の傘の表面に散らばる白い斑点(いぼ)です。これはもともとテングタケを包んでいた「つぼ」の破片が傘に残ったものです。傘の直径は5〜15センチ程度になり、成長とともに平らに開きます。根元には「つぼ」と呼ばれる袋状の組織があり、テングタケ属の大きな特徴のひとつです。
テングタケ属には非常に多くの種類が含まれ、猛毒を持つものから食用になるものまで幅広く存在します。テングタケ自体は毒キノコであり、イボテン酸やムシモールといった神経毒を含んでいます。誤食すると、消化器症状に加え、幻覚・興奮・けいれんなどの神経症状を引き起こすことがあります。ヨーロッパでは古来より幻覚性キノコとして宗教儀式に用いられた記録も残っています。
見た目が鮮やかで絵本やゲームのキャラクターとしても頻繁に登場するため、「毒キノコの代名詞」的な存在として広く知られています。採取の際は専門家への確認が必須です。
使い方・例文
秋の雑木林でテングタケを見かけることがありますが、鮮やかな色と白い斑点が目印です。食用と間違えやすいキノコとして、毒キノコの注意喚起の場面でよく取り上げられます。
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