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テヅルモヅルとは?

てづるもづる

テヅルモヅルとは、ヒトデウニの仲間である棘皮動物の一群で、細かく枝分かれした腕を広げて海中を漂う有機物を捉えます。

テヅルモヅル(手蔓藻蔓)は、棘皮動物クモヒトデ綱テヅルモヅル目(Euryalida)に属する海洋生物の総称です。クモヒトデの近縁グループであり、世界の深海から浅海に至る幅広い環境に分布しています。

最大特徴は、複雑に枝分かれした腕です。基本的に5本の腕を持ちますが、それぞれが繰り返し二又に分岐するため、全体として木の枝や海藻のような複雑な形状になります。この枝分かれした腕を広げて海流に乗せ、プランクトンや有機粒子を絡め取って摂食します。腕は柔軟で、獲物を巻き取るように動かすことができます。

体の中心には円盤状の体盤(ディスク)があり、ここから腕が伸びます。体盤の直径は数センチ程度でも、腕を広げると数十センチに及ぶ種もあります。夜行性の傾向があり、昼間は岩陰やサンゴの隙間に潜んでいることが多いです。

テヅルモヅルはヒトデ・ウニ・ナマコ・クモヒトデと同じ棘皮動物門に属しており、体の基本構造は五放射相称(5方向に対称)です。日本近海にも複数の種が生息しており、水族館での展示や水中写真でその独特な姿が紹介されることがあります。

使い方・例文

ダイビングで岩礁や深場を訪れた際に、枝を広げたような不思議な形の生物として遭遇することがあり、水中写真の被写体としてもよく登場します。

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