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ツンドラ土とは?

つんどらど

ツンドラ土とは、永久凍土を基盤に持つ寒冷地に形成される土壌で、有機物が分解されにくく泥炭化しやすい特徴を持ちます。

ツンドラ土とは、北極圏や高山帯などの極寒・短い夏の気候条件のもとに発達する土壌の一種です。土壌分類では「ジェリソル」や「クリオゾル」に相当することが多く、永久凍土パーマフロスト)の存在が最大の特徴です。

ツンドラ土の主な特徴は次のとおりです。

  • 表層のみが夏季に融解する活動層があり、その下は一年中凍結した永久凍土層が続く
  • 低温のため微生物による有機物分解が著しく遅く、有機物が蓄積して泥炭層を形成しやすい
  • 排水が悪く湿地状になりやすい(永久凍土が水の浸透を妨げるため)
  • 土壌の凍結・融解の繰り返しにより土壌粒子が分離するパターン土(構造土)が形成される

植生はコケ・地衣類・矮性低木が中心で、農業には基本的に適しません。しかし気候変動による温暖化で永久凍土が融解すると、長年蓄積されてきた有機炭素が分解されて二酸化炭素やメタンが大量放出されるリスクがあり、地球温暖化の加速要因として世界的に注目されています。

使い方・例文

地理・環境科学の授業で気候帯と土壌の対応を学ぶ際や、気候変動と永久凍土融解の問題を説明する文脈でよく登場する用語です。

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