ツチグリとは?
つちぐり
ツチグリは、成熟すると外皮が星形に開くことで知られるキノコの一種です。
ツチグリは、担子菌類に属するキノコの一種で、分類上はホコリタケの仲間に近い菌類です。若いうちは地中や地表で球形をしていますが、成熟すると厚い外皮が星形に裂けて開き、中央に胞子を含む球形の袋(内皮)が現れるのが特徴です。地面から掘り出したような姿をしていることが名前の由来ともいわれます。
乾燥時には外皮が閉じ、湿ると再び開くという性質を持つことから、湿度によって開閉する様子が観察でき、天気の変化を知らせるキノコとして親しまれることもあります。成熟した内皮の頂点にある穴から、雨粒などの刺激によって胞子が煙のように噴き出す仕組みも特徴的です。
食用とされることもありますが若い個体に限られ、風味や食感には乏しいため、観賞や自然観察の対象として扱われることの方が多い菌類です。世界各地の乾燥した林床や砂地、道端などに広く分布しており、日本でも比較的よく見られるキノコの一つです。乾燥に強く長期間その姿をとどめることから、標本として採集されることもあります。
使い方・例文
「雨上がりの林で星形に開いたツチグリを見つけた」のように、自然観察の場面で使われます。
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