チンアナゴとは?
ちんあなご
チンアナゴとは、砂に体を埋めてゆらゆらと揺れる姿が特徴的な、細長い海水魚です。
チンアナゴ(珍穴子)は、ウナギ目アナゴ科チンアナゴ属に分類される海水魚です。体長は30〜40センチほどで、体は非常に細長く、頭部が犬のチンに似た丸みを帯びていることからこの名がつけられました。
チンアナゴの最大の特徴は砂の中に体を埋めて生活するという独特の生態です。尾を砂に差し込み、体の大部分を砂中に隠したまま、上半身だけを出してゆらゆらと揺れながら漂うプランクトンや小さな生き物を食べます。危険を感じると素早く砂の中に潜って姿を消します。
分布域はインド太平洋の熱帯・亜熱帯域で、日本では沖縄の海に多く見られますが、伊豆などでも確認されています。水深10〜45メートル程度の砂地の海底に、数十〜数百匹のコロニーを形成して生活します。このコロニーを「チンアナゴの群れ」と呼び、全員が同じ方向に流れに向かって体を出している光景は非常に幻想的です。
水族館では人気の展示生物のひとつで、砂に埋まった状態で飼育される様子がガラス越しに観察できます。のんびりと揺れる姿から癒し系の生き物として人気が高く、ぬいぐるみやグッズも多数販売されています。
使い方・例文
水族館の砂底水槽で、無数のチンアナゴが砂から顔を出してゆらゆら揺れている様子は、訪れた人々に人気のスポットです。
この用語をシェア
最終更新: