チャールズ・コレアとは?
ちゃーるずこれあ
チャールズ・コレアはインドを代表する近代建築家で、気候や文化に根ざしたヒューマンスケールの建築を世界に広め、アジアの建築思想をリードした人物です。
チャールズ・コレア(1930〜2015)は、インド・ムンバイ(旧ボンベイ)を拠点として活躍した、20世紀を代表する建築家の一人です。ゴアのカトリック系家庭に生まれ、インド、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)やミシガン大学で建築を学び、その後帰国して独自の建築哲学を確立しました。
コレアの建築の特徴は、インドの気候・文化・社会的文脈を深く考慮した設計にあります。熱帯性気候に対応するため、自然換気を活かした「オープン・トゥ・スカイ」スペース(屋根のない中庭や吹き抜け)を積極的に取り入れ、建物が環境と一体化するデザインを追求しました。また、低コストで大量の人口を収容できる都市住宅の設計にも取り組み、発展途上国における建築の社会的役割を重視しました。
主な代表作には次のものがあります。
- ジャイプール国立工芸博物館(ラジャスタン州)
- ブリット・ブハヴァン(ニューデリー)
- ガンジー記念館(アーメダバード)
- ニューボンベイ計画への参画
コレアはアガ・カーン賞など数多くの国際的な賞を受賞し、インドのみならず世界の建築界に大きな足跡を残しました。建築を単なる形式の追求ではなく、社会や人間の生活に深く結びついた実践として捉えた姿勢は、今日でも高く評価されています。
使い方・例文
インドの近代建築や熱帯地域の気候対応建築を論じる際に「チャールズ・コレアのオープン・トゥ・スカイ空間の概念が参照される」といった形で登場します。
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