チャールズ・ウィルクスとは?
ちゃーるず・うぃるくす
チャールズ・ウィルクスとは、19世紀のアメリカ海軍士官・探検家で、南極大陸の一部を確認したウィルクス探検隊を率いたことで知られる人物です。
チャールズ・ウィルクス(1798〜1877年)は、アメリカ合衆国の海軍士官・探検家です。1838年から1842年にかけて実施されたアメリカ探検遠征隊(ウィルクス遠征隊)の司令官として、太平洋・南極海・北太平洋などを広域に調査しました。
この遠征は当時のアメリカ政府が国家的威信をかけて送り出した大規模な科学探検であり、6隻の艦船と数百人の乗組員が参加しました。ウィルクスは南極海を航行し、南極大陸の海岸線の一部を観測・記録し、南極が大陸であることを示す証拠を提示しました。この功績を記念して、南極の一地域は「ウィルクスランド」と名付けられています。
遠征隊はその後、太平洋の島々やオレゴン海岸、ハワイなどを調査し、地図作成・自然史標本収集・民族誌的記録など多方面にわたる成果を上げました。収集された標本や資料はスミソニアン協会設立の基礎ともなりました。
一方でウィルクスは厳格な指揮で部下との対立も多く、帰国後に軍法会議にかけられたこともあります。南北戦争中には連邦海軍の指揮官として活動しました。
使い方・例文
南極探検の歴史を調べると、ウィルクスの名はイギリスのジェームズ・ロスやフランスのデュモン・デュルヴィルと並んで、ほぼ同時期に南極大陸を確認した探検家として登場します。
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