チモール海とは?
ちもーるかい
チモール海とは、インドネシアのティモール島とオーストラリア大陸北西部の間に広がる海域のことで、豊富な海底資源でも知られています。
チモール海(チモールかい、Timor Sea)は、東南アジアのティモール島(インドネシア東ヌサ・トゥンガラ州および東ティモール)とオーストラリア大陸北西部の間に位置するインド洋の一部をなす縁海です。西はインド洋に、東はアラフラ海に接しています。
チモール海の面積は約61万平方キロメートルとされ、平均水深は比較的浅く、海底の地形は大陸棚が広がる部分と深海溝が交錯する複雑な構造をもっています。海底には石油・天然ガスの埋蔵量が豊富で、特に「グレーター・サンライズ(Sunrise)」と呼ばれるガス田は東ティモールとオーストラリアの間で開発をめぐる外交交渉の焦点となってきました。
チモール海が国際的に注目される主な理由は以下のとおりです。
- 東ティモール独立(2002年)後の海洋境界線と資源権益の帰属をめぐるオーストラリアとの交渉
- 豊富な石油・天然ガス資源の開発と収益配分問題
- 海洋生態系の多様性とサンゴ礁の保全
- インドネシア・東ティモール・オーストラリアの3か国にまたがる海運・漁業利権
東ティモールとオーストラリアは長年にわたる交渉を経て、海洋境界を確定する条約を締結しており、チモール海の資源開発はこの小国の財政収入にとって極めて重要な位置を占めています。また、季節により気象条件が大きく変化し、熱帯性低気圧(サイクロン)の発生域にもなります。
使い方・例文
地理の授業や国際ニュースで「チモール海の石油資源をめぐって東ティモールとオーストラリアが境界線交渉を行った」のように登場します。
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