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ダレイオス1世とは?

だれいおすいっせい

レイオス1世とは、紀元前6〜5世紀のアケメネス朝ペルシャの王で、帝国の行政制度を整備し、最大版図を実現した「大王」と称される君主です。

レイオス1世(紀元前550年頃〜紀元前486年)は、アケメネス朝ペルシャの第3代の王で、「ダリウス大王」とも呼ばれます。カンビュセス2世の死後に生じた王位継承の混乱を武力で収束させ、紀元前522年に即位しました。

即位後はまず広大な帝国の統治機構を整備しました。その主要な施策は次のとおりです。

  • 領土を約20の地方(サトラピア)に分け、各地に総督(サトラップ)を置く行政制度の確立
  • 「王の目・王の耳」と呼ばれる監察官を派遣し、総督を監視する仕組みの構築
  • 「王の道」と称される全長2000キロ超の幹線道路網の整備と駅伝制度の整備
  • 金貨・銀貨の発行による統一通貨制度の導入

領土拡大でもエジプト・インダス川流域・中央アジアまで版図を広げ、アケメネス朝最大の帝国を実現しました。首都ペルセポリスの建設を開始し、その荘厳な宮殿建築は後世まで残りました。

一方でギリシャ遠征(ペルシャ戦争)では、マラトンの戦い(紀元前490年)でアテネ軍に敗北を喫しました。この敗北は後のクセルクセス1世によるギリシャ再遠征への伏線となります。ダレイオス1世の行政改革はその後数世紀にわたる帝国統治の基盤となりました。

使い方・例文

古代史の授業でペルシャ帝国の統治機構を学ぶ際、サトラップ制度や「王の道」はダレイオス1世の業績として必ず言及されます。

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