ペルセポリスとは?
ぺるせぽりす
ペルセポリスとは、古代ペルシャ・アケメネス朝が建設した儀礼的な首都遺跡で、壮麗な石造宮殿群で知られます。
ペルセポリス(Persepolis)は、現在のイラン・ファールス州に位置する古代都市の遺跡で、アケメネス朝ペルシャ(紀元前550〜330年頃)の儀礼上の中心地として機能しました。ギリシャ語で「ペルシャの都市」を意味し、ペルシャ語では「パルサ」と呼ばれます。
ダレイオス1世が建設を開始し、クセルクセス1世・アルタクセルクセス1世の代にかけて拡張されました。巨大な人工基壇の上に建てられた宮殿群は、帝国各地の属国が貢物を献上する「ノウルーズ(新年)の儀式」の舞台として用いられたと考えられています。主要な建造物には以下があります。
- アパダナ(謁見の間):72本の柱が立ち並ぶ巨大列柱式謁見の間
- 百柱の間:クセルクセスが建設した広大な謁見室
- 万国の門:巨大な翼牛の石像(ラマッス)が守護する城門
- 王家の陵墓:岩壁に刻まれたアケメネス朝王族の墓所
紀元前330年頃、アレクサンドロス大王の東征によりペルセポリスは征服・放火され、その大部分が失われました。現在も精緻なレリーフや柱頭彫刻が残り、1979年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
使い方・例文
世界史の授業や古代文明の特集で「ペルセポリスのアパダナに刻まれた属国行列の浮き彫りはアケメネス朝の多民族支配を視覚的に示す」と紹介されます。
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