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ダルトーンとは?

だるとーん

ダルトーンとは、純色に白と黒の両方を加えた中程度の彩度・明度を持つくすんだ色調のことで、日本の慣用色調区分(PCCSトーン)の一つです。

ダルトーン(dull tone)は、日本色研配色体系(PCCS:Practical Color Co-ordinate System)で定義される色調(トーン)の一つです。純色(フルトーン)にグレー(白と黒)を加えることで彩度を落とした、くすみのある落ち着いた色合いを指します。彩度・明度ともに中程度で「くすんだ」印象を持ちます。

PCCSは1964年に日本色彩研究所が開発した実用的な色彩体系で、色相・明度・彩度の3属性を体系化するとともに、日常的な色の使用に便利な「トーン(色調)」概念を導入しました。ダルトーンは24トーンの一つとして位置づけられ、記号「d」で表されます。

ダルトーンに隣接するトーンとの比較でその特性が理解できます。

  • ビビッドトーン:最も鮮やかな純色
  • ソフトトーン:ダルより明るく彩度も少し高いくすみ色
  • グレイッシュトーン:ダルよりさらにグレーに近い低彩度色
  • ライトグレイッシュトーン:ダルより明るく彩度が低い色

ダルトーンの色は自然の土・枯草・石・木材などを連想させる落ち着いた雰囲気を持ち、アースカラーと近い印象を与えます。ファッション・インテリア・グラフィックデザインでは、鮮やかすぎず落ち着いた色合いを求める場面で重宝されます。現代のナチュラル系・ヴィンテージ系・ワビサビ系のデザインにおいて特に活用頻度が高いトーンです。

使い方・例文

アースカラーのインテリアや秋冬のアパレル商品に使われるくすんだ茶色・カーキ・モスグリーンなどはダルトーンの代表例で、「落ち着いた大人の雰囲気」を演出したい場面に選ばれやすい。

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