色相とは?
しきそう
色相とは、赤・青・黄などの色の種類の違いを表す、色の三属性のひとつです。
色相(しきそう)は、色を特徴づける三つの属性(色相・明度・彩度)のうちの一つで、赤・橙・黄・緑・青・紫といった色の「種類」や「質」の違いを表す概念です。英語では「Hue(ヒュー)」と呼ばれます。
色相は、可視光線の波長の違いによって生まれます。光の波長がおよそ780ナノメートル付近では赤みを感じ、430ナノメートル付近では紫みを感じるように、波長によって異なる色相として知覚されます。これらの色を連続的に並べた円環を「色相環(color wheel)」といい、デザインや美術の基礎として広く使われています。
色相環における色の関係性には重要な概念があります。
- 補色(ほしょく):色相環で正反対に位置する色の組み合わせ(例:赤と緑)
- 類似色:色相環で隣接する近い色(例:赤と橙)
- 三分割配色:色相環を三等分した位置の色を組み合わせた配色
色相は明度(明暗の度合い)や彩度(鮮やかさの度合い)と組み合わせて、あらゆる色を体系的に記述するために用いられます。代表的な体系にマンセル表色系やPCCS(日本色研配色体系)などがあります。デザイン・絵画・ファッション・印刷など色を扱うすべての分野で基本的な知識として不可欠です。
使い方・例文
「赤系の色相でそろえた配色」や「補色の色相を使ってコントラストをつける」のように、デザインやファッションの現場で色の種類を指す際に使われます。絵の具を混ぜて色相が変わる実験も美術の授業でよく行われます。
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