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PCCSとは?

ぴーしーしーえす

PCCSとは、日本色彩研究所が開発した色彩体系で、色相・明度・彩度をトーン概念で整理し、色の調和や配色設計を体系的に学べるようにしたものです。

PCCS(Practical Color Co-ordinate System)は、公益社団法人日本色彩研究所が開発した「実用的な色彩調和システム」です。色を正確に表現するだけでなく、配色の美しさや調和を実践的に学ぶことを主眼に置いた、日本独自の色彩体系です。

PCCSの最大の特徴は、明度と彩度を合わせた概念として「トーン(tone)」を導入した点にあります。同じ色相でも明るい・暗い・鮮やかな・くすんだといった印象の違いをトーンとして分類することで、配色の雰囲気を直感的に把握しやすくなります。トーンは「ビビッド・ブライト・ストロング・ディープ・ライト・ソフト・ダル・ダーク・ペール・ライトグレイッシュ・グレイッシュ・ダークグレイッシュ」など複数のグループに分けられています。

色相については24色相を基本とし、赤・黄・緑・青・紫などの基本色が等間隔に配置されています。このPCCS色相環は配色教育の場で広く使われています。

主な活用場面は以下のとおりです。

  • デザイン・美術教育での配色の基礎学習
  • インテリア・ファッション・グラフィックデザインの配色計画
  • 色彩検定(AFT主催)の学習・試験範囲

PCCSは日本の色彩教育に深く根付いており、色彩検定の教材でも中心的な役割を担っています。

使い方・例文

色彩検定の勉強で「同じトーンの色を組み合わせるとまとまりやすい」と学ぶとき、PCCSのトーン分類表が使われます。インテリアデザインで「ペールトーンで統一した清潔感のある空間」のような配色提案もPCCSの概念に基づいています。

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